苫漁協 未利用魚を無償提供、子ども食堂へ「食育につながれば」

苫漁協 未利用魚を無償提供、子ども食堂へ「食育につながれば」
赤澤部長(左)が辻川代表理事(中央)に魚を手渡した

 苫小牧漁業協同組合(伊藤信孝組合長)は4日、音羽町で子ども食堂を開いているNPO法人「木と風の香り」(辻川恵美代表理事)に「未利用魚」のスナガレイ、カスベ、カジカ計24キロを無償提供した。

 同漁協の新規事業。市場に出しても値段が付かず、捨てられてきた未利用魚を子ども食堂に無償提供し、資源の有効活用や子どもたちの食育に役立てる。魚は約800キロを冷凍保存し、市内5カ所の食堂に随時提供する。

 初回となったこの日は、辻川代表理事が漁協を訪れ、赤澤一貴総務部長が魚を手渡した。同法人は子ども食堂で5日午前11時から、スナガレイの空揚げを100食、テークアウトメニューで提供する予定だ。

 辻川代表理事は「3カ月ごとぐらいに魚をもらい、定番メニューにしていきたい」と感謝。赤澤部長は「今後は出前授業も開いていきたい。おいしい魚を食べてもらい、もったいない気持ちが食育につながれば。長期的に広げる事業にしていきたい」と話していた。

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