安平町の有志でつくる「ベートーヴェンのピアノ・ソナタを聴く会」(實吉智子会長)は、9月19日に町内遠浅コミュニティセンターで予定していた「ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲演奏会」第7回公演について、新型コロナウイルス感染拡大を防止する観点から、5月に続いて再度延期することを決めた。公演は来年以降になるが、現時点では未定だ。
実行委員会が主催、町や町教育委員会、遠浅自治会、早来文化協会などが後援。ベートーベンのピアノ・ソナタ全32曲を聴くことを目的に2017年に活動をスタートして以来、女声合唱団「コーラス・ドルチェ」が中心となり年に2回、全8回のコンサートを計画し、今年はベートーベン生誕250年に合わせて4年間の総仕上げとして第7、8回の演奏会を開く予定だった。
しかし、新型コロナウイルスの流行により当初5月に予定していた演奏会を延期。9月開催を目指したが、収容人員が120人規模の室内に100人ほどが集まっていたことから3密(密閉、密集、密接)の回避は難しいと判断した。
實吉会長は「来年は何とか開きたいが、状況によって変わる可能性もある。一日も早い終息を願うばかりです」と話している。

















