恵庭市 5人が一時体調不良 焼却施設で作業員薬剤誤投入

恵庭市 5人が一時体調不良 焼却施設で作業員薬剤誤投入
事故が起きたプラットホーム。写真の上方が2階のろ過装置がある機械設備=提供

 恵庭市中島松に今年3月に完成した市の焼却施設で6日、井水ろ過装置に次亜塩素酸ソーダを補充する際、作業員が誤って塩酸を投入し、有毒な塩素ガスが発生して作業員3人が体調不良で札幌市内の病院に搬送された。また、消防署立ち合いの下、薬剤の抜き取り作業中に別の作業員2人も体調不良を訴え、緊急搬送された。5人は全員が軽度の塩素ガス中毒で受診後に無事帰宅した。

 恵庭市によると、事故原因は作業員が手順書を確認せず、誤った認識で塩酸を投入したため。投入した薬剤はすべて抜き取り、消防署による環境測定も異常がないことを確認。周辺への環境被害はなく、施設の運転に影響もなかった。後日、機械設備は洗浄する。

 井水はボイラー水に使用しており、次亜塩素酸ソーダは井水の鉄分などを除去し水質保持のため、2週間に1度使用している。井水ろ過装置の機械設備はごみ運搬車両が出入りする開放型プラットホームの2階にある。

 施設運営を業者に委託している市は「死者が出る可能性もあった重大事故。しかも手順が理解できていない、あってはならない人的ミス。運転管理徹底、作業員の教育と訓練を強く求めた」としている。

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