道商連 コロナ禍でアンケート 92.2%の企業に影響 資金繰り「厳しい」4割強

道商連 コロナ禍でアンケート 92.2%の企業に影響 資金繰り「厳しい」4割強

 新型コロナウイルス感染症の影響が長期化する中、北海道商工会議所連合会(道商連)は、会員企業を対象に実施した「経営状況・資金繰りに関するアンケート」結果(中間報告)を発表した。コロナ禍で「影響が生じている」と「懸念あり」を合わせ92・2%の企業の経営に影響が及んでいる。

 内訳は「影響が生じている」が58・4%で、「長期化すると影響が出る懸念がある」が33・8%。業種別では宿泊業と飲食業、運輸・通信業で経営への影響は100%となっている。

 売り上げへの影響(前年同期比)については、3月は63・8%の企業がマイナスと回答。さらに4月は71・4%、5月は77・8%と月を追うごとにマイナス回答が増加している。

 資金繰りの状況では、「厳しい」(19・5%)と「やや厳しい」(22・4%)を合わせ4割強に。業種別では宿泊業と飲食業で90%が厳しさを感じている。対応状況では、約3分の1が「金融機関へ相談」(34・2%)に動いているが、15・9%は「資金繰りに不安はあるが相談していない」と回答した。

 決済(仕入れ・給与などの支払い)の不安に関しては、「3カ月以内」が21%、「6カ月以内」は40・7%だった。

 施策の活用状況では、「公庫等の無利子融資」(244社)が最多。これに、「持続化給付金」(225社)、「雇用調整助成金」(179社)と続いた。

 道商連では「月を追うごとに厳しさが増す中で、支援策を活用していない企業が多く見受けられた」と指摘。「支援策の周知、徹底活用、迅速な資金提供にさらに注力していかなければならない」としている。

 調査は5月20日~6月12日に、全道42商工会議所議員の2526社(団体)を対象に実施。843社から回答を得た(回答率33・4%)。

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