裁判所が和解勧告 判決は10月30日 旧エガオ訴訟控訴審

裁判所が和解勧告 判決は10月30日 旧エガオ訴訟控訴審

 JR苫小牧駅南口の旧商業施設「駅前プラザエガオ」をめぐる民事訴訟の控訴審が8日、札幌高裁(長谷川恭弘裁判長)であった。裁判所側は双方に和解を勧告した上で、判決の言い渡し期日を10月30日午後1時10分と決めた。

 同日の第1回口頭弁論には代理人弁護士らが出席した。控訴理由書などの追加資料や双方の主張などを確認後、長谷川裁判長は「和解勧告をしたい。そう簡単に話し合いがまとまるとも言えない」と述べ、判決の言い渡し期日を10月30日と指定しながら和解協議の状況次第で変更する可能性もあると指摘。「話し合いを積極的に進めてほしい」と求めた。

 一審は、民間物件だった旧エガオビルの権利集約に動いた市に対し、土地の一部を所有する大東開発(苫小牧市)が賃料相当分の損害賠償を求めて提訴。一審判決では大東側の主張が全面的に認められ、市側に賃料相当分と訴訟費用の支払いを命じた。

 これに対し、市側は一審判決は駅前の廃虚化を防ぐ公共的見地から市が関与した経緯が考慮されていない点などを不服として控訴した。

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