景気判断DIマイナス88 調査開始以来最低に 北洋銀2020年道内企業調査

景気判断DIマイナス88 調査開始以来最低に 北洋銀2020年道内企業調査

 北洋銀行は、2020年道内景気と賃金の動向調査結果を発表した。景気判断DI(「回復している」とした企業の割合から「悪化している」とした企業の割合を引いた数値)は前年比67ポイント減のマイナス88となり、3年連続で低下。新型コロナウイルス感染拡大の影響が全業種を直撃し、1996年の調査開始以来、道内景気の現状判断は最低となった。一方、賃金の動向も定期給与(基本給・諸手当など)を「引き上げ・引き上げ予定」の企業の割合は前年比11ポイント減の66%にとどまり、5年ぶりに減少に転じた。

 調査は5月下旬~6月中旬に、道内685社を対象に実施。392社から回答を得た(回答率57・2%)。

 現状の景気判断DIは、全業種で前年を下回りマイナス水準に。特にホテル・旅館業は前年比80ポイントの大幅減のマイナス95となったほか、食料品製造業も74ポイント減で同じくマイナス95。小売業も71ポイント減のマイナス93と低水準になった。

 道内景気の回復時期(先行き)に関しては、「2020年中」が14%だったのに対し、「2021年中」が59%と最多。「2022年以降」とする回答も27%あった。

 景気先行きの懸念材料(複数回答)では、「新型コロナウイルスの動向」(86%)がトップ。以下、「国内景気の動向」(80%)、「個人消費の動向」(69%)、「雇用の動向」(37%)の順。

 賃金の動向では、定期給与の「引き上げ・引き上げ予定」は全業種で前年より低下。ホテル・旅館業では39ポイント減の30%にとどまったほか、食料品製造業も24ポイント低下して44%となった。

 また、特別給与(賞与・期末手当)を「引き上げ・引き上げ予定」の企業の割合も10%にとどまり、前年比で11ポイント低下した。

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