任期満了に伴う6月の厚真町長選で、無投票により4選を果たした宮坂尚市朗町長は10日午前、町議会臨時会で所信を表明した=写真=。
宮坂町長は4期目スタートに当たり「寄せられた熱い期待に身の引き締まる思い。必ずや胆振東部地震から復旧復興を果たすとともに、コロナ禍の影響を最小限に抑えた行政運営に努めたい」とあいさつ。「明日を切り開くチャレンジャーとして町民の皆さまと連携し、復旧復興を成し遂げ、オンリーワンへ全力を注ぎたい」と4期目に向けた決意を語った。
また、欠員1を補う町議再選挙で初当選した秋永徹氏もあいさつし「震災で被害を受け、心落ち着かない町民や将来の設計を立てられない町民が大勢いる。復旧復興に向けて自助、公助、共助の中で頑張っていく」と意欲をうかがわせた。
議案は、太陽光発電施設の設置に関する条例の制定、新型コロナウイルス感染症緊急経済対策商品券事業などに係る2020年度一般会計補正予算案など6件を原案通り可決。一般会計は約2500万円を追加し、予算総額を約127億2000万円とした。

















