美原町に移転改築の第2学校給食共同調理場 工事始まる

美原町に移転改築の第2学校給食共同調理場 工事始まる
新たに建設する第2学校給食共同調理場の完成イメージ図(苫小牧市教育委員会提供)

 老朽化に伴い、苫小牧市のぞみ町から移転改築する第2学校給食共同調理場の建設工事が10日から、移転先の美原町の市有地で始まった。市が公表した完成予定図では白を基調とした2階建てで、アレルギー対応食やあえ物を提供できる設備を備えている。小学校7校、中学校6校の合計約4500食分の給食に対応する拠点となる。

 第2調理場は鉄筋コンクリート造り2階建てで、延べ床面積は約2550平方メートル。大きな特徴は「あえ物室」の新設で、これまで主食、温食、副食が各1品だったメニューについて、副食を2種類提供できるようになる。また、児童生徒が2階から調理の様子を見学できる研修室も設け、食育指導にも活用する計画。屋上は津波の一時避難場所とし、非常時には外階段から屋上に上がることが可能だ。

 建設予定地では10日からくい打ち作業が始まり、重機が運ばれて用地造成なども行われている。工期は2021年9月30日まで。21年度3学期(22年1月)の運用開始を目指す。市教育委員会の担当者は「子どもたちの学校給食を充実させたい」としている。

 市内には2カ所の学校給食共同調理場があり、のぞみ町で運用している第2調理場は1978年に建設。40年以上が経過して老朽化が進んだことや、アレルギー食およびあえ物用の調理室のスペースが確保できないなどの課題があり移転改築が決まった。

 設計業務の効率化に向け、厨房(ちゅうぼう)設備の選定や調理場本体の設計施工を一括発注するプロポーザル(提案型公募)方式を採用。岩倉建設・菱中建設・日本調理機・創建社による共同企業体が20億6800万円で契約した。

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