アイヌ文化を伝承する団体「苫小牧うぽぽ」(会員約30人)は10、11両日、道の駅ウトナイ湖で「苫小牧うぽぽ展」を開催した。会員が手作りしたアイヌ伝統工芸品を展示・販売し、多くの人でにぎわった。
白老町の民族共生象徴空間(ウポポイ)の開業に合わせて機運を盛り上げるのが目的。展示は、アイヌの民族衣装、アイヌ文様を施した短刀、弓矢、生活に根差した楽器、食器などが並んだ。
販売したのは文様を施したマスクや鉢巻きで、中でも手縫いのマスクは好調な売れ行きを見せた。色は白色や藍染めによる紺色、生地は夏用の薄い生地やガーゼ生地など。ワンポイントとして、マスクの左側にアイヌ文様の刺しゅうがある。
同団体会長の佐々木義春さん(68)は「今後、継続的に開催したい」と意気込んでおり、「実際に展示物に触ることで記憶に残る。テレビでしか知らない人にもアイヌのことを知る機会にしてほしい」と話した。
















