日本競走馬協会が主催する国内最大のサラブレッド競り市「セレクトセール」が13日、苫小牧市美沢のノーザンホースパークで始まった。新型コロナウイルスの感染予防で、入場を制限するなど密閉、密集、密接の「3密」を避けて展開。1歳馬、当歳(0歳)馬を500頭近く上場し、初日午前から1億円以上の落札が相次いでいる。
同セールは毎年、主に胆振や日高、石狩の牧場で生産された良血馬が上場され、国内外から注目を集めている。昨年は1歳馬、当歳馬計455頭の上場で、落札総額は過去最高の約205億円に上った。今年は、昨年7月に急死したG1七冠馬のディープインパクトの産駒などが上場されている。
「密」になりがちな競りとあって同施設を貸し切りにした上、入場者を事前に登録した購買予定者らにとどめ、新たに電話による競り参加も実施。競り会場も入場者同士のソーシャル・ディスタンス(社会的距離)確保を徹底させた。同協会の吉田照哉会長代行は主催者あいさつで、競りを無事に開けることを喜びながら「今年も素晴らしい馬がたくさん集まった」とアピールした。
初日は1歳馬の競りが行われ、1頭目からハーツクライ産駒の牡馬「ポロンナルワの2019」が1億2500万円で落札された。初日午前の最高値は注目のディープ産駒の牡馬「フォエヴァーダーリングの2019」の4億円。会場はコロナ対策で空席が目立つ中、競り自体の熱量は早くも最高潮に達している。
















