苫小牧市は、新型コロナウイルスの影響で落ち込んだ消費の回復と地域経済活性化を目的に、今年度補正予算案にプレミアム付き商品券事業を盛り込んだ。一般商品券のほか、「飲食店&地元店応援チケット」(通称とまチケ)の2種類を用意。今月下旬にも実行委員会を立ち上げて準備を本格化させる。
市緊急経済対策給付金室によると、コロナ禍で飲食業やサービス業に深刻な影響が出ており、苫小牧商工会議所など経済界が商品券の発行を市に要望。市内の消費喚起を推進するため実施を決めた。予算は国の交付金や道の補助金を含めて5億7700万円。
大型スーパーなど地元資本以外の企業も対象とする一般商品券は1冊5000円(500円券12枚)で販売し、プレミアム率は20%。地元資本の企業や飲食店を対象とする飲食店&地元店応援チケットは1冊5000円(500円券16枚)で、プレミアム率を60%にした。
行政や民間団体による実行委員会立ち上げ後、商品券発行の手続きや事業者の募集、市民周知などを行う。8月中旬から購入希望者の申請受け付けを始め、9月中旬から下旬にかけて引換券を発送する。利用期間は2021年1月中旬までを想定している。
1種類につき1人6冊まで購入可能。計20万冊(1種類10万冊)を発行する。申請用紙に必要事項を記入し、応募による引き替え販売とする方針だ。
商品券が余った場合、道の駅や観光協会などで販売し、市外の購入者に市内で消費してもらうことも検討している。同室は「多くの人に利用してもらい、飲食店や地元商店の応援につなげたい」としている。
















