苫東高卒の馳星周さん、直木賞獲得!

苫東高卒の馳星周さん、直木賞獲得!
馳星周さん

 第163回直木賞の選考会が15日、東京都内で開かれ、浦河町出身で苫小牧東高校卒業の馳星周さん(55)の「少年と犬」を選んだ。
馳さんは、これまで6回候補に挙がっており、今回は5年ぶり7度目の候補入りで悲願の受賞となった。苫小牧ゆかりの作家が直木賞を受賞するのは初めて。

 芥川賞には高山羽根子さん(45)の「首里の馬」(新潮3月号)と遠野遥さん(28)の「破局」(文芸夏季号)がそれぞれ選ばれた。

 馳さんはデビュー作「不夜城」以来、7回目の候補で受賞を果たした。受賞作は、東日本大震災後に東北を離れ、九州へと旅を続ける犬が主人公。犬が行く先々で出会う、孤独を抱えた人々の生きざまを連作形式でつなぎ、人生の無常と無償の愛を描いた。

 直木賞選考委員の宮部みゆきさんは「犬が擬人化されず、犬と出会う人間の側のストーリーがつづられていく。非常に優れた作品」と述べた。

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