「Go To トラベル」 実施に期待感 JR北の島田社長が定例会見

「Go To トラベル」 実施に期待感 JR北の島田社長が定例会見
「開業記念ウポポイきっぷ」発売などを説明した島田社長=15日午後、JR北海道本社

 JR北海道の島田修社長は15日の定例記者会見で、白老町に12日開業したアイヌ文化発信拠点「民族共生象徴空間(ウポポイ)」に関し、23日から利用できる「開業記念ウポポイきっぷ」の販売を説明。「夏休みに道内の多くの方がJRを使ってウポポイを訪れていただきたい」と述べ、JRを利用したウポポイ観光の広がりに期待を示した。

 「ウポポイきっぷ」は札幌―白老間の往復特急列車自由席のチケットで、通常5600円を約3割引きの3800円で、小中学生以下は500円で販売する。利用期間は23~8月30日(ウポポイ閉園日を除く)。

 島田社長はウポポイについて「札幌から片道で約1時間、往復2時間で行って来られる。家族一緒に訪れてほしい」と、「ウポポイきっぷ」をアピール。新型コロナウイルス感染拡大の影響で2度、開業が延期になったものの「夏休みに間に合うように開業できたことは喜ばしい」と述べるとともに、「アイヌ文化の多様な魅力を、国内外に発信する拠点。ウポポイがある北海道に行きたいと思っていただけるように、しっかり取り組みたい」と意欲を示した。

 また、島田社長は、22日に始まる政府の観光支援策「Go To トラベル」キャンペーンが全国の知事らに賛否両論が渦巻いていることに関し、「命を守る取り組みと、暮らしを守る取り組みを長期戦覚悟で取り組まなければならない」と強調。「感染防止について正しく恐れることを継続し、加えて暮らしを守ることも一歩踏みだすことが必要ではないか」と述べ、予定通りの実施へ期待感を示した。

 JR北でも「Go To トラベル」を活用した旅行商品割引を計画しており、「まずは踏みだしてみて、必要な対策が出てくれば考えていくべきでは」と語った。

 この他、島田社長は、北海道新幹線が半額になる格安チケット「お先にトクだ値スペシャル」(利用期間8月20日~来年3月末)など、新たな需要喚起策も発表した。

関連記事

最新記事

ランキング

一覧を見る

紙面ビューワー

紙面ビューワー画面

レッドイーグルス

一覧を見る