カフェの窓をキャンバス 街を絵で明るく 白東高生 

カフェの窓をキャンバス 街を絵で明るく 白東高生 
カフェの窓ガラスをキャンバスに絵を描く白老東高美術部員ら

 白老東高校美術部が、白老町大町商店街にあるカフェの窓ガラスに絵を描く活動に取り組んでいる。部員らは「商店街を明るく楽しい雰囲気にしたい」とし、放課後を利用して制作を進めていく。

 店はJR白老駅近くの大町商店街通りで営むカフェ結(田村尚華店長)。同店を利用する同校関係者から美術部に制作の打診があり、部員らが快諾した。

 7人の部員らは店の出入り口にある大きな窓ガラスをキャンバスに、水彩絵の具やクレヨンを使って絵を描く作業に取り組んでいる。作品は、二つのカップから大きな木の幹を伝って水が流れ落ち、その水を求めてシカやクマ、ウサギなど森の動物たちが集まるという構図。共生をイメージしたデザインだ。

 美術部の中川希部長(16)は「商店街を歩く人たちの目を楽しませたい」と話し、今後、断続的に同店で制作活動を続けていくという。

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