新ひだか町静内田原の「二十間道路牧場案内所」がオープンした。観光客など軽種馬牧場見学者にマナー厳守を要請しながら、１０月３１日まで周辺の牧場見学などを案内する。

　二十間道路桜並木入り口のエントランス広場にある牧場案内所は、観光で訪れた牧場見学者のマナーの悪さが問題となり、町が１９９６年に設置した。桜並木沿いには、有名種牡馬をけい養するアロースタッドとレックススタッドがあり、全国から毎年多くの競馬ファンが訪れる。多くの観光客に馬に触らない、餌を与えないなど見学マナーの徹底を呼び掛け、２種馬場への案内を主業務にしている。

　昨年は前年を５５４人上回る３４２７人が案内所を利用したが、団体、グループは代表者だけをカウントしているため、町は実際の来所者はこの２、３倍と推測している。

　アロースタッドは１６日（見学時間・午後３～４時）から見学を受け入れており、レックススタッドは８月１日から見学できる。案内所では「種馬場の好意で馬を見せていただいているので、しっかり牧場見学のルールを守って」と呼び掛けている。

　期間中は無休。案内時間は午前９時～午後４時。