すえひろ保育園 大規模災害を想定、非常時の対応学ぶ

すえひろ保育園 大規模災害を想定、非常時の対応学ぶ
非常食を食べる園児ら

 胆振東部地震のような大規模停電(ブラックアウト)がもし再び発生したら―。苫小牧市末広町のすえひろ保育園(高橋静香園長)で災害を想定した訓練が行われ、電気や水道などのライフラインを終日使わない実践的な状況で非常時対応を学んだ。

 同園は月に1度、火災や地震を想定した避難訓練を自主的に実施している。最近は全国的に地震や水害が相次いでいることを受け、地震の影響で電気、水道、ガスが使えない状況下でもスムーズに対応できるよう職員が初めて企画。15日に昼食時間を含む終日のスケジュールで行われ、園児らは薄暗い園内で職員のそばをできるだけ離れないようにしながら過ごした。

 昼食は備蓄しているレトルトの五目ご飯と豚汁、長期保存できる野菜ジュースを用意。職員と園児約50人分の食事をカセットコンロとペットボトルの水で調理し、それぞれ紙コップに盛り付けて提供した。この中では子どもたちが市販のレトルト食品を食べられるかどうかも確認。完食する園児がいる一方、味が濃いために食べられず持参したおにぎりで昼食を済ませた園児もいたという。

 高橋園長は「実際に体験することでいざという時の対応が大きく変わる。備蓄食料の見直しなど、今後に生かせる内容だった」と振り返った。

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