菓子を受注販売 ボランティア部 障害者施設を応援 苫東高

菓子を受注販売 ボランティア部 障害者施設を応援 苫東高
仕分け作業を進めるボランティア部員

 苫小牧東高校ボランティア部が、生徒や教諭を対象に、NPO法人苫小牧市手をつなぐ育成会の障害者就労支援施設ワークセンターるーぷとよかわ、しんとみが製造する菓子の受注販売を行った。通常は年に数回、学校行事や昼休みに校内で販売会を開いていたが、今年度は新型コロナウイルスの影響で実施できず、「コロナ禍でも何か協力できないか」と考えて企画した。

 緊急事態宣言で休校措置が続き、再開しても人気で密集が避けられないことから5、7月の販売会は中止した。両施設も商品を卸していた市内の公共施設が臨時休館になるなど、売り上げの減少傾向が見られていた。

 そこで同部は、販売会は開かずに全校生徒に専用の用紙を配布し、受注した分のみ施設へ注文。届いた商品を個別に仕分けし、それぞれに届ける形式を考えた。商品は施設利用者が手作りしたクッキー、どら焼き、かりんとうなど10種類で、全品100円。8~10日の間に受けた注文は計1683個に上った。

 15日は、3年生が注文した商品550個が種類別に段ボールで届き、部員20人ほどが個別の注文書を見ながら仕分けし、袋詰め作業を行った。ボランティア部の野別花部長(17)は「これまで参加してきた地域活動が中止となり、現状で可能な活動を模索した。少しでも施設の皆さんの役に立てば」と話した。

 同部は、身近な場所から障害への理解を広げ、施設についても知ってもらおうと、1999年から年に数回販売会を開催してきた。数年前からは利用者と一緒に販売するなど、施設利用者の社会参加に協力を続けている。

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