苫小牧拠点バンド「フリーキック」 米国の音楽レーベルに所属 「世界を舞台に発信したい」

苫小牧拠点バンド「フリーキック」 米国の音楽レーベルに所属 「世界を舞台に発信したい」
米国レーベルに所属した「フリーキック」のメンバー(左から庄司さん、田尻さん、河岸優樹さん、河岸秀樹さん、茂谷さん、廣瀬さん)

 苫小牧を拠点に活動するバンド「FREEKICK(フリーキック)」が今年、米国の音楽レーベル「バッドタイムレコーズ」に所属した。苫小牧市在住のリーダーでトランペットの河岸優樹さん(41)は「海外レーベルに所属することで外国のフェスティバルへの参加やツアーもできる。苫小牧から世界を舞台に発信したい」と力を込める。

 フリーキックのメンバーは6人。河岸さんの弟でギターの秀樹さん(36)とドラムの庄司吉康さん(23)、サックスの茂谷慶さん(30)は札幌在住。トロンボーンの田尻豊さん(38)は東京、ベースの廣瀬誠也さん(24)は空知管内由仁町と多彩な顔ぶれだ。

 昨年6月、米国での楽曲販売の際にバッドタイムレコーズとのつながりができ、今年1月に所属。3月にはアルバムも米国で発売した。同社は音楽ジャンルの一つ「スカパンク」に特化したレーベル会社。楽曲発売やツアー企画などを手掛けている。フリーキックは日本のレーベル会社にも約15年前に所属しており、活動の幅を国内外に広げた形だ。

 米国での楽曲販売が始まって以降、インターネット交流サイト(SNS)で米国人などからの反応が急増。決まっていた米国ツアーや現地の音楽フェス出演は新型コロナウイルスの影響で中止になったが、河岸秀樹さんは「海外の人に響いていることがすごくうれしい」と話す。

 メンバーの年齢差は最大18歳と幅もあるが、「バンドマンも人と人のつながりが大切」と田尻さん。庄司さんも「成長度合いも同じ世代が集まるバンドと違う」と語る。

 バンドは20年前に結成。今年は大きな節目の年に当たる。新型コロナの逆風も吹いているが、今後も苫小牧を活動拠点の一つに置きながら、世界へ羽ばたく考えだ。

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