12月の札幌国際芸術祭が中止 新型コロナ影響―次回は3年後

12月の札幌国際芸術祭が中止 新型コロナ影響―次回は3年後

 札幌国際芸術祭実行委員会(会長・秋元克広札幌市長)は22日、新型コロナウイルス感染症の収束が見通せないことから、12月19日に開幕を予定していた「札幌国際芸術祭2020」を中止すると発表した。

 同芸術祭は3年に1度開かれており、今回が3回目。モエレ沼公園、札幌芸術の森などを会場に、12月19日~来年2月14日の58日間の開催を計画。国内外から48組のアーティストが参加する予定だった。

 秋元市長は「今年に入り、感染症が世界的に拡大する中、開催に向けてさまざまな検討を重ねてきた」と説明し、「次回3年後の芸術祭開催に向けて検討を始めたい」としている。

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