道の苫小牧圏都市計画見直し案 開発抑制地区や都市機能調和など 来月20日まで意見公募受け付け

道の苫小牧圏都市計画見直し案 開発抑制地区や都市機能調和など 来月20日まで意見公募受け付け

 道は、苫小牧圏都市計画区域(苫小牧市、白老町、安平町、厚真町)の整備と開発、保全などに関する方針の見直し案をまとめた。苫小牧市が開発を誘導する「市街化区域」の縮小が明記されるなど、圏域内の各まちの土地利用方針の変更点が記載されている。道は目標年次を2030年度と定め、来年3月までの策定を目指しており、8月20日までパブリックコメント(意見公募)を受け付ける。

 同方針は10年おきに見直され、苫小牧圏の見直し案には1市3町の同意を得て、各まちの土地利用の変更ポイントが記載された。

 苫小牧市は、店舗や住宅建設などが認められた市街化区域のうち、長年未利用地だった錦西ニュータウン、錦岡丘陵地区、はまなす地区の一部について開発を抑制する市街化調整区域に編入するほか、中心市街地において、商業施設の大型化を促す狙いで指定した「高度利用地区」の見直しにも踏み込んでいる。

 また都市づくりの基本理念として、産業拠点都市の苫小牧市を中心に都市機能の調和を図るとし、「防災性の向上」や「公共交通のネットワーク形成」、胆振東部地震を踏まえた「震災からの早期復興を進める」との文言が追記された。

 30年度の各目標値も明示し、人口規模は区域全体で18万1000人、市街化区域内では17万5000人と想定。産業規模は工業出荷額で2兆5213億円、卸小売販売額で4706億円とし、各産業従事者について1次3万6000人、2次19万8000人、3次62万9000人と見込む。

 見直し案は、道と対象市町の担当部署やホームページなどで閲覧できる。意見公募は圏内の住民を対象に8月20日まで行い、希望があれば9月8日に苫小牧市文化交流センターで公聴会も開く予定。

 問い合わせは道建設部まちづくり局都市計画課 電話011(204)5563。

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