苫小牧市は新型コロナウイルスが流行する中、家庭ごみの収集運搬業務に携わってきた作業員の慰労を兼ねた補助金を支給する。衛生的で快適な市民生活の確保に欠かせない業務の継続をサポートする。
市内の家庭ごみ収集は、市が委託した苫小牧廃棄物協同組合に加盟する9社が担う。補助事業は、収集作業員の慰労や夏場の熱中症対策のための環境整備を目的に収集車両1台当たり10万円を支給する内容。総額340万円を今年度一般会計補正予算に計上した。
市によると、収集作業への慰労金支給は道内10万人以上の都市では現在、江別市が行っているだけで「珍しい取り組み」(環境衛生部)という。
市直営時代に支給していたごみ収集の危険手当(月額5000円)を参考に、新型コロナ感染者が市内で確認された2月から7月までの6カ月分で積算。車両1台当たり10万円(1台の基本乗車人数を3人として計算)で、熱中症対策などの作業環境整備費として1万円を上乗せした。
市は同組合と協議し、8月上旬にも各業者の申請内容を精査した上、補助金を交付する方針。事業所によって車両の所有台数や作業員数に違いがあるため、補助金の活用方法は業者の裁量に委ねるが、市環境衛生部の町田雅人部長は「作業員間などで不公平感が生じないように、必要に応じて協議したい」としている。
















