コロナ禍 夏物売れ行きに変化 マスク関連商品が人気 巣ごもり需要で日曜大工品も

コロナ禍 夏物売れ行きに変化 マスク関連商品が人気 巣ごもり需要で日曜大工品も
マスク着用による汗でメークが崩れるのを防ぐ効果があるという化粧品を集めたコーナー=コープドラッグステイ店

 新型コロナウイルスの流行で、苫小牧市内の夏物商戦に異変が起きている。健康な人の検温が習慣化し、ドラッグストアでは体温計の品薄状態が続き、マスク着用時に女性のメークを崩れにくくするグッズや冷涼感が得られるハッカ油スプレーの販売も好調。巣ごもり需要により日曜大工、トレーニング関連用品も売れている。

 コープドラッグステイ店(三光町)ではコロナ禍で、マスクの売り上げが前年同期比4・8倍となっているほか、体温計や「ベビーフード」もそれぞれ3倍の売れ行きとなっている。体温計は登校、出社に当たって家庭での検温を義務付ける動きが広がったこともあり、需要が急増。外出自粛生活によって、市販のベビーフードやおやつを与える機会も増えているとみられる。マスク着用後、顔に汗をかいても化粧を崩れにくくする1000円台のスプレーの販売も2割増。特に30~40代の女性に人気という。

 ツルハドラッグ沼ノ端店(沼ノ端中央)は、マスクを着用して呼吸しても息苦しさを感じにくくなるというハッカ油スプレーの売れ行きが前年の2倍以上。高齢の女性を中心に売れている。感染防止意識の高まりもあってか風邪薬の売り上げは若干落ちたが、ダイエットサプリの引き合いは強いとも。長原健太店長は「うがい薬、消毒液も品薄状態が続いている」と話した。

 ホームセンターのコメリパワー苫小牧西店(明徳町)では、コロナ流行後、休日も遠出せずに自宅で過ごす人が増えているのを背景に日曜大工などに用いる木材や工具の売り上げが前年同期の2倍、ランニングマシンなどトレーニング用品は7割増となっている。庭先でのバーベキューなどに使うこんろは2倍、燃料は5割、いす、テーブルも4割増えている。岩倉功店長は「客数も前年より伸びている。平日でも土曜日のように忙しい日が多い」と述べた。

 ケーズデンキ苫小牧店(新開町)ではマスクを自作する人が増えている影響で、ミシンが品薄という。一時はテレワークなどに使用するウェブカメラやタブレット、ヘッドホンなども在庫切れとなり、入荷次第、予約客に連絡する対応を取った。清水貞士副店長は「体温計は春先から仕入れてもすぐに品切れとなる状況が続いている。特別定額給付金が支給されたためか5月以降、冷蔵庫や大型テレビの販売も前年同時期に比べ3割程度増加している」と語った。

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