農林水産省動物検疫所北海道・東北支所は28日、新千歳空港国際線ビルに新たに配置された検疫探知犬を公開した。ビーグルのリモとムーンの2匹で、共に1歳の雄。入国者の手荷物から違法に持ち込まれた肉製品や植物などを見つけ出すため、日々訓練に励んでいる。
肉製品や植物を一定の手続きを経ないで国内に持ち込むことは、家畜伝染病予防法などで禁止されている。
同空港では2014年7月、輸入禁止品を発見するために2匹の探知犬を配置したが近年、アジア各国にアフリカ豚熱の発生が拡大。日本国内への悪性伝染病侵入の検査体制強化を目的に2匹を追加した。
2匹とも検査犬として荷物の匂いをかいで、輸入禁止品の存在を感じたら荷物の前に座るよう訓練されている。28日の報道機関向け模擬実践でもスーツケースの中に入ったマンゴーやビーフジャーキーを素早く見つけ出した。航空各社は3月下旬から国際線の運航を停止しているが、同支所検疫課の佐藤隆一課長は「再開したら検疫強化に貢献してほしい」と活躍に期待していた。
















