白老アイヌ協会(山丸和幸理事長)は、白老町コミュニティーセンターで運営する「かふぇピラサレ」でアイヌ文様刺しゅうの作品展を開いている。
同協会が主催し、昨年7月から11月に川沿生活館で開いた「実践上級講座(伝統文化指導者育成)・アイヌ刺しゅう教室」の受講者の作品展。アイヌ文様の刺しゅうサークル代表を務める岡田育子さんを講師に、技術を学んだ11人が約30点を出品した。
作品は刺しゅうを施したバッグや名刺入れ、巾着袋、ランチョンマットで、ピラサレ店内の一角に展示。美しい文様が光る作品の数々が来店者の目を楽しませ、アイヌ文化をアピールしている。
店内では、同協会員らが制作したアイヌ民族伝統の木綿衣、ござも紹介している。作品展は当面続ける予定だ。

















