弁当店チェーン「ほっともっと」を全国展開するプレナス(福岡市)が商品の値引きを強制したなどとして、苫小牧市末広町の加盟店オーナーが公正取引委員会に独禁法違反(優越的地位の乱用)に当たると申告していた問題で、公取委がオーナー側に是正措置は取らないと通知していたことが30日までに分かった。
申告していたのは「ほっともっと苫小牧末広店」のオーナー。6月12日付で公取委から「これまでの情報では独禁法上の問題とすることは困難で、措置は取らなかった」との通知を受けたという。
プレナス福岡本社の広報は「事実確認ができずコメントは控える。加盟店には今後も真摯(しんし)に向き合い対応していく」としている。
オーナー側の関係者は「通知をもって『違反にならない』ということではないと認識している。これからも業務改善などを訴えていく」と話した。
申告書によると、オーナーの佐瀬幸恵さん(59)は店側が一部負担していた商品値引きやポイント割引の中止を同社に求めたところ、契約解除や損害賠償請求を予告され、継続を強いられたと主張。広告費などの費用約163万円を過剰徴収されたとし、2月5日に公取委に申告した。また、契約にない費用徴収は不当として同日、同社に約163万円の返還を求め、札幌地裁苫小牧支部に提訴している。
















