増えるシカ対策は 苫小牧市 関連機関・団体が円卓会議

増えるシカ対策は 苫小牧市 関連機関・団体が円卓会議
円卓会議で意見交換する参加者

 苫小牧市は15日、エゾシカ対策円卓会議を市役所で開催し、胆振総合振興局や室蘭開発建設部、北海道猟友会苫小牧支部、苫小牧署など関係機関・団体から15人が参加した。近年のシカの増加に伴う諸問題について情報交換を行い、抜本的な対策を探った。

 市と同振興局、道森林管理局はいずれもシカの捕獲事業の継続を報告。市は、今年度冬期は植苗美沢や樽前錦岡の計600頭の農業被害対策に加え、市街地の出没対策として来年1月中旬から1カ月、約180頭の捕獲事業を行うことも説明した。

 農業者からは「減っている実感がない。通年での捕獲も考えてほしい」と切実な声が上がり、事業者からも所有敷地内でシカが死んでいた場合、処理が自己負担になる苦労が指摘された。また、捕獲の効率化に向け、積極的なICT(情報通信技術)の活用を提案する意見も出された。

 苫小牧署員は、シカの衝突などによる交通事故が今年はすでに300件近くに上ることに触れ、「車の運転では速度を落とすのが有効」などと助言した。

 同会議は市環境衛生部の呼び掛けで昨年10月に初開催し、3回目。次回は来年3月を予定している。

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