苫小牧市真砂町の出光興産北海道製油所(澤正彦所長)は1日、定期補修工事、シャットダウンメンテナンス(SDM)に従事していた作業員1人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。
作業員は、同製油所以外で判明したコロナ感染者の濃厚接触者。保健所の指導で7月31日にPCR検査を受け、8月1日に陽性と判明した。作業員は胆振管内の協力会社の所属で、6月22日~7月27日にSDMに従事していた。
SDMは道内外から作業員5700人を動員し、6月15日から9月中旬まで展開中。同製油所は保健所に確認し、製油所構内に濃厚接触者はいないことを確かめたとしている。