苫小牧市は、環境をテーマにした出前講座のオンライン化を進めている。新型コロナウイルスの流行を踏まえ、講師と参加者がパソコンやスマートフォンなどの画面越しでやり取りする内容。夏休み期間中に自宅から親子で参加できるオンライン講座を予定している。
市は今年度、ごみの減量、リサイクル、環境美化を推進する全市的キャンペーン「053(ゼロごみ)大作戦」を展開中。新型コロナの影響で当初計画した事業の見直しを迫られたが、動画投稿サイト「ユーチューブ」に開設した専用チャンネルで正しいごみの捨て方などのPR動画を配信したり、市民からごみ拾い動画を募ったりと従来にない手法で啓発を試みている。
出前講座のオンライン化もその一環で6月末、ウェブ会議システム「Zoom(ズーム)」を利用したマスクづくり講座を試行。市民4人が各自宅から参加した。受講者は、画面越しに講師の職員とコミュニケーション。分かりにくいところは質問しつつ、4人全員がマスクを時間内に仕上げた。
7月上旬にもズームで、リサイクルプラザ苫小牧(沼ノ端)と小学校の各教室を接続した環境講座を開催。講師を務めた市ゼロごみ推進課の職員は「子どもたちの反応が良く、いつもの出前講座より質問も多く出た」と手応えを語る。
10日には、例年、夏休みにコミュニティセンターなどで開いている体験学習イベント「リサイクル自由研究所」をオンラインで実施。小学生対象に保冷剤を用いて消臭剤を作る内容で、午前9時半から午後3時までに計6回を予定している。1回当たりの定員は20人。
Zoomを使えて、パソコンの接続環境を事前確認(7日午後1時~、または8日午後5時半~のいずれか)できることが参加条件。ゼロごみ推進課は「環境美化などに興味を持ってもらう機会を増やすためにも、オンライン化を推進したい」としている。
講座の申し込み、問い合わせは市ゼロごみ推進課 電話0144(55)4266。
















