苫小牧工業高等専門学校(小林幸徳校長)は4日、学生たちが協力企業の抱える課題について解決策を考える授業「共同教育プロジェクト」の成果発表会を校内で開いた。学生たちが商品の宣伝方法や業界理解のためのイベント開催などを提案し、協力企業の経営者ら約30人がオンライン上で発表を聞いた。
同授業は、実践で創造的な技術者を育成しようと2015年度から毎年実施している。今年度は苫小牧市と札幌市の建設コンサルタントや飲食店経営など5企業が協力。学生28人は4~7月に協力企業が抱える課題を聞き取り、解決案を話し合ってきた。
成果発表会には例年、協力企業などを招いていたが、今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のためオンラインを利用して内容を伝えた。
道の駅ウトナイ湖内で飲食物などを販売する店「プレジール」の宣伝方法を考えた班は、商品を食べた感想を伝える動画の作成を提案した。特に若い世代の利用者が高いSNS(インターネット交流サイト)を使用し、情報を発信すると口コミで広まりやすくなるとアピールし、内山竜暉さん(20)は「苫小牧での知名度をより上げることで、全国にも伝わりやすくなる」と訴えた。
発案を受けたプレジールの佐藤晶子店長(33)は「(集客の)ターゲットを絞って効果的に宣伝することが考えられており、参考になる」と話していた。
















