「スキマワラシ」単行本化 民報連載の恩田陸氏小説

「スキマワラシ」単行本化 民報連載の恩田陸氏小説
恩田陸著「スキマワラシ」

 苫小牧民報、千歳民報に連載された恩田陸氏の小説「スキマワラシ」の単行本(四六判、462ページ)がこのほど、集英社から出版された。

 同作品は、2018年7月10日から19年6月29日まで両紙に連載され、信濃毎日新聞、北日本新聞など地方紙19紙に掲載された。

 恩田氏は、1964年宮城県生まれ。92年に「六番目の小夜子」でデビュー。「中庭の出来事」で山本周五郎賞、「蜜蜂と遠雷」で直木賞を受賞。近著に「祝祭と予感」などがある。

 「スキマワラシ」の舞台は現代アートが開催される地方都市。古道具屋を営む兄と物に秘められた”記憶”が見える弟が、解体現場で目撃された少女の話を耳にする。古いビルが壊される時に、麦わら帽子をかぶった不思議な女の子が出てくるといううわさだ。なぜ古いビルに出てくるのか。なぜ子どもで、なぜ夏の格好をしているのか。やがて少女と遭遇した兄弟は―。「地方の未来」を見詰めるファンタジックミステリー。

 税別1800円。全国の書店で扱っている。

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