安平町は、町外で1人暮らしや寮生活を送る地元ゆかりの学生に対し、安平の特産品を届ける「ふるさとあびら学生応援事業」を開始した。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で臨時休校やアルバイト、帰省の自粛を強いられる中、町を離れて生活を送る地元ゆかりの学生を古里から支援する企画。保護者が町内に在住していることが条件で、町外で学生生活を送る中高生や大学生らに米1キロ、早来そば、レトルトの菜の花カレー、とうきび、ハチミツを詰め合わせた特産品セット(5000円相当)を仕送りする。近隣ではむかわ町でも同様の事業を行っている。
希望者は町のホームページからダウンロードした申請書に必要事項を明記した上、学生証の写しと合わせて窓口まで直接持参するか郵送、ファクスで申し込むこと。オンラインでの申請も受け付けている。締め切りは9月30日まで。
安平町によると、150人分を想定しており、手数料と合わせて2020年度一般会計補正予算に約97万円を計上した。町政策推進課の担当者は「特産品を届けて、学生の気持ちの部分を応援していきたい」と話している。
問い合わせは、町政策推進課政策推進グループ 電話0145(22)2751、ファクス0145(22)2026。

















