山の日の10日、苫小牧市と千歳市にまたがる樽前山(1041メートル)は曇りで、時折小雨がちらつく天候となったが早朝から続々と登山者が訪れた。8合目付近では支笏湖などの眺望を楽しむ人たちの姿が見られた。
山の日は山に親しみ、その恩恵に感謝する日。2016年から国民の祝日となった。
この日は午前4時前から、愛好者が次々に入山。雲で朝日を見ることはできなかったものの8合目付近までは見晴らしが良く、支笏湖や苫小牧方面に広がる雲海も楽しめた。山頂は霧に覆われていたが、標高と山の名前が書かれた看板を背景に記念撮影をする人たちの姿もあった。
中学時代からの友人と2人で登った新ひだか町の教員、池田文さん(26)は「山の日なので、朝日を見ようと足を運んだが、思わぬ雲海が見られた」と満足そう。登山は2回目という札幌市の理学療法士、武田紗英さん(26)も「しんどかったけど、登ってよかった」と笑顔を見せた。
樽前山では近年、軽装、普通の運動靴での登山者も目立っており、7号目ヒュッテ管理人の鈴木統(はじめ)さんは「かっぱや水は必ず持参してほしい。登山道は火山灰なので滑りやすい」などと注意を呼び掛けている。
















