夏の思い出を―。苫小牧市の勇払自治会と勇払商工振興会、日本製紙は8日夜、勇払の「勇払友達公園」で花火大会を開いた。新型コロナウイルスの流行で地域行事が軒並み中止となる中、住民らを喜ばせた。
同自治会は今年、感染拡大防止へ夏祭りや運動会、敬老会、防災訓練、クリスマス会といった主要行事の中止を決めたが、3密(密閉、密集、密接)を回避してできる催しとして急きょ花火大会を企画。住民への案内は「自治会便り」で行った。
この日、打ち上げ時間が近づくと、会場の同公園の周辺には、マスク姿の人たちが続々と訪れた。約130発の大輪が夜空を色鮮やかに染めると「きれい」「迫力あるね」などと、久しぶりのイベントに大人も子ども大喜びだった。
家族と一緒に見に来た勇払の会社員佐藤大幸さん(44)は「行事がなくなって寂しかったのでうれしい。コロナを吹き飛ばして―と願った」と笑顔を見せた。同自治会の萬誠会長は「少しでも気分転換になればと企画した。たくさんの人に喜んでもらえて、うれしい」と話していた。
















