共産党 道内小選挙区に3人擁立 野党共闘で調整も 次期衆院選

共産党 道内小選挙区に3人擁立  野党共闘で調整も 次期衆院選

 共産党道委員会(青山慶二委員長)は11日、札幌市内で記者会見し、次期衆院選の道内小選挙区の公認候補予定者3人を発表した。道2区(札幌市北区・東区)に前札幌市議の平岡大介氏(31)、5区(札幌市厚別区・石狩管内)に党厚別区委員長の橋本美香氏(49)、9区(胆振・日高管内)に党道委員会委員の松橋千春氏(38)を擁立。会見で千葉隆書記長は「今秋の解散・総選挙の可能性が否定できない」と強調し、「総選挙は政権を争う選挙。安倍政権に代わる野党連合政権を目指し、わが党としても奮闘したい」との姿勢を示した。

 会見に同席した平岡氏は「コロナ禍で消費税減税の必要性を一番の政策に掲げたい」、橋本氏は「新しい政治をつくっていくため、市民と野党との共闘をしっかり訴えていきたい」と抱負を。松橋氏は地元の苫小牧市内での記者会見出席のため欠席。次期衆院選で復活を目指し比例代表道ブロックに出馬する前衆院議員の畠山和也氏(48)も出席し「消費税は5%に下げる」と議席奪還へ意欲を示した。

 千葉書記長は「前回失った比例での1議席奪還が大目標。比例50万票の獲得を目指す」と強調。小選挙区については擁立を発表した3選挙区のほか、3区(札幌市白石区・豊平区・清田区)、7区(釧路・根室管内)、12区(宗谷・オホーツク管内)でも検討していることを明かし、「道内全体で6選挙区ぐらいに擁立できれば」と述べた。ただ、与野党逆転のためには「野党共闘勢力の躍進が必要。道内全選挙区で共闘態勢ができるように力を注ぎたい」とも説明。立憲民主、社民、国民民主、れいわ新選組を含め「野党各党の皆さんと話し合いを進めたい」と今後の候補者調整に含みを持たせた。

 共産は前回の2017年10月の衆院選で、道内の小選挙区は立憲民主、社民党、市民団体「戦争させない市民の風」と野党共闘で臨み、1区(札幌市中央区・南区・西区・北区の一部)、3区、6区(上川管内)、8区(渡島・桧山管内)、11区(十勝管内)の5選挙区で立憲候補が自民候補に競り勝って勝利。ただ、共産自身は2区、7区、9区、12区に4人の独自候補を擁立したが全て落選。比例も当時現職の畠山氏が約23万票を獲得したものの、議席を失っている。

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