市美術博物館 ”苫小牧空襲”を紹介 「戦場になった事実知って」

市美術博物館 ”苫小牧空襲”を紹介 「戦場になった事実知って」
苫小牧に関する戦争の歴史を伝える展示

 苫小牧市美術博物館は2階展示室で、太平洋戦争の関連展示を行っている。1945(昭和20)年7月の米軍による「苫小牧空襲」に関する解説パネルのほか、米軍機が使用した弾丸なども展示。同館は「苫小牧も戦場になったという事実を多くの人に知ってもらいたい」と話す。

 太平洋戦争末期の45年7月14、15の両日、米軍艦載機グラマン十数機が機銃や焼夷(しょうい)弾で苫小牧の市街地を攻撃。尊い人命が失われた。さらに7月31日には潜水艦からの砲撃も行われ、王子町や本町などの建物が破壊された。

 同館では戦後75年の節目に合わせ、この出来事を改めて市民に知ってもらう機会として今回の展示を企画したという。苫小牧空襲や砲撃についての解説パネル、これらの攻撃で使われた弾丸や薬きょう、砲撃の破片などを展示。苫小牧空襲の際に米軍艦載機が樽前山に墜落し、操縦士が亡くなるが、もう一人の搭乗員が奇跡的に生き延びたという出来事も紹介。戦争は国の区別なく、多くの人に被害をもたらすということを伝えている。

 観覧料は一般600円、高校、大学生400円、中学生以下無料。午前9時半~午後5時(入館は午後4時半まで)。月曜休館。当面は常設で展示する。

 問い合わせは同館 電話0144(35)2550。

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