毎年夏に流行する手足口病について、苫小牧保健所管内(東胆振1市4町)の感染者数が今年は激減している。2017年以降の累計患者数をみると、各年の8月上旬時点で110~564人となっていたが、今年はわずかに6人。担当者は新型コロナウイルス感染防止でうがい、手洗い、マスク着用の効果が背景にあるとして、引き続き励行を呼び掛けている。
毎年この時期は学校が夏休みに入り、外出機会の増加や暑さによる免疫力低下などで感染者が増える傾向にある。これに対し、今年は新型コロナウイルス流行で外出機会を減らすなど例年と動きが異なっており、感染防止のためのうがいや手洗いなどが習慣化していることで「感染が抑えられてきたのでは」(保健所担当者)とみる。
同保健所がまとめた管内1定点医療機関当たりの週別患者数を見ても、19年の第31週(7月29日~8月4日)は35・8人だったが、今年の第31週(7月27日~8月2日)はゼロとなっている。
手足口病は、手や足への発疹や口内炎などができるウイルス性感染症。感染経路は主に飛沫(ひまつ)や接触とされる。患者は乳幼児が多いが、まれに大人も発症し、重篤化する場合がある。
担当者は感染症予防は入念な手洗いやうがいがポイントとし、「引き続き徹底してほしい」と話している。
















