帝国データバンク札幌支店は、2020年の女性登用に対する道内企業意識調査結果を発表した。自社の女性管理職(課長相当職以上)の割合は平均7・2%と前年比0・5ポイント減少。政府目標である「女性管理職30%以上」を超えている企業は0・5ポイント減の6・5%と低水準にとどまった。女性の活躍促進のために重要なことでは、「妊娠・出産・子育て支援の充実」が最多だった。
女性管理職割合の規模別では、「小規模企業」が平均10・2%で最も高く、「中小企業」(7・6%)、「大企業」(5・4%)の順。規模が小さい企業ほど女性管理職の割合が高い。
業界別では、「金融」が31・3%で唯一3割を超えた。これに「不動産」(17・7%)、「サービス」(11・6%)、「小売」(10・1%)が続いている。
自社で「女性登用」を進めているかについては、「進めている」と回答した企業は36・3%にとどまり、前年比9ポイント減少。「進めていない」と回答した企業は7ポイント増の44・8%と4割を超えた。
女性登用を進めた効果(複数回答)では、「男女にかかわらず有能な人材を生かすことができた」が70・4%で最多。以下、「女性の労働観が変化してきた」(24・8%)、「多様な働き方が促進された」と「女性を登用したことで業務が円滑に進んだ」(共に23・8%)の順。
今後、より一層女性の活躍を促進するために重要なこと(複数回答)では、「妊娠・出産・子育て支援の充実」(62・8%)がトップ。これに「働き方の改革」(58%)、「仕事と子育ての両立支援」(56・3%)が続いた。
一方、自社の女性従業員の割合は平均22・9%となり、前年比1・1ポイント増加。自社の役員(社長含む)に占める女性の割合も平均8・7%となり、0・3ポイント増加した。
調査は7月16~31日に、道内企業1126社を対象に実施。567社から回答を得た(回答率50・4%)。
















