公共スポーツ施設再開へ―緊急事態宣言解除を受け

公共スポーツ施設再開へ―緊急事態宣言解除を受け
日新温水プールの水泳教室は水泳用マスクを着用するなどして感染対策を徹底して行われる(4月に行われた同プールの教室から)

 新型コロナウイルス対応の緊急事態宣言が30日に解除される見通しとなったことを受け、苫小牧市内の公共スポーツ施設は各種教室などの自主事業を再開する。10月から市民へ周知し、参加を促したい考えだ。

 都市総合開発が指定管理者を担う苫小牧市総合体育館では、毎週開いていたフィットネス講座「ラディカルフィットネス」を10月1日から再開する。川沿公園体育館でもサーキットトレーニングやフィットネス講座を早ければ4日に始める予定だ。

 同じく同社が指定管理者のアブロス日新温水プールとアブロス沼ノ端スポーツセンターは、常設の水泳教室やスタジオ講座を展開していて、1日から全面的に再開する予定。同社の大江和弘統括責任者は「宣言期間中もいつ再開するのか問い合わせがあった。スポーツに親しんで身も心もリフレッシュしてもらえれば」と話す。

 苫小牧市スポーツ協会は10月17日に美々川で開くカヌー体験教室を皮切りに各教室を開催する。11月から始まるスピードスケート体験教室や市民ソフトテニス教室の参加者募集も1日から順次開始する。

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