小学校で銃撃、児童18人殺害 疑の男子高生も死亡―米テキサス州

小学校で銃撃、児童18人殺害
疑の男子高生も死亡―米テキサス州

 【ニューヨーク、ワシントン時事】米メディアによると、南部テキサス州ユバルディの小学校で24日昼ごろ、銃撃事件が発生し、少なくとも児童18人と教員1人の計19人が殺害された。容疑者の地元の高校に通う男子生徒(18)も駆け付けた警察官に撃たれて死亡したという。

 対応した警察官2人も負傷したが命に別条はない。男子生徒は1人で犯行に及んだとみられ、小学校襲撃前には自らの祖母に向けて発砲して殺害したといい、当局が関連を調べている。

 ユバルディは同州サンアントニオから西に約135キロ離れた町で、人口約1万6000人。現場となった小学校には児童600人弱が在籍している。

 ジャンピエール大統領報道官は24日、ツイッターでバイデン大統領が事件について説明を受け、遺族に哀悼の意を示したと明らかにした。バイデン氏は同日夜、日本から帰国した後に演説するという。

 米国では、東部ニューヨーク州バファローのスーパーマーケットで14日、白人の男(18)が黒人10人を殺害する乱射事件が起きたばかり。2012年には、コネティカット州の小学校で男が乱射し、児童ら26人が犠牲となった。

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