総務省は11日、参院選の選挙区の投票率が52・05%だったと発表した。補選を除く国政選挙として戦後2回目の「50%割れ」となった2019年の前回参院選の48・80%から3・25㌽増えたが、過去4番目の低さで、依然として低水準で推移している。
投票率は41都道府県で19年を上回った。最高は山形県の61・87%、最低は徳島県の45・72%だった。安倍晋三元首相の銃撃死亡事件が起きた奈良県は55・90%で、19年と比べ6・37㌽増えた。
総務省によると、全体の18・60%に当たる1961万3956人が期日前に投票した。今回は通例より選挙期間が1日長く単純比較できないが、19年の前回より14・95%増え、44都道府県で前回を上回った。
期日前投票は全国約6200カ所、当日の投票は約4万6000カ所の投票所で行われた。














