「背筋伸びる」緊張の朝 新人議員ら初登院

「背筋伸びる」緊張の朝
新人議員ら初登院
初登院した立憲民主党の辻元清美氏=3日、国会内

 臨時国会が3日召集され、7月の参院選で初当選を果たした新人議員らが晴れやかな表情で国会の正門をくぐった。

 一番乗りは午前6時40分に来たという臼井正一議員(自民)。初めての国会に「背筋の伸びる思い」と気を引き締めた。午前8時に門が開くと他の議員と並んで一礼し、落ち着いた足取りで中へ入っていった。

 白のパンツスーツにオレンジのスカーフを身に着けた元マラソン選手の松野明美議員(維新)は、皇居の周りを20キロ走ってきたといい「わくわくする」と意気揚々。「ここがゴールではなくスタートライン。自分らしくマイペースな走りをしたい」と語った。

 昨年の衆院選で落選し、参院議員として返り咲いた辻元清美議員(立憲)は「真っ白な初心の気持ちで、新しい参議院の場で頑張っていきたい」と白いスニーカーで登場。「早く国会でしっかりとした議論をしたい」と力を込めた。

 初めて議席を獲得した参政党の神谷宗幣議員は、集まった支持者に見送られながら笑顔で中に足を踏み入れた。「タブーに切り込みたい。恐れずに言うべきことはちゃんと言う」と意気込んだ。

 タレントの水道橋博士議員(れいわ)は「あなたの代わりに私がやるというつもりで頑張ります」と抱負を語った。

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