道の駅 あびらD51ステーション 初登場 全国15位に 「旅好きが選ぶ!日本人に人気の道の駅ランキング2020」

道の駅 あびらD51ステーション 初登場 全国15位に  「旅好きが選ぶ!日本人に人気の道の駅ランキング2020」
施設内に掲げたトリップアドバイザーによるトップ20を記す認定証

 世界最大旅行サイトのトリップアドバイザーがこのほど公表した「旅好きが選ぶ!日本人に人気の道の駅ランキング2020」で、安平町追分の道の駅「あびらD51(デゴイチ)ステーション」が初登場で15位にランクインした。施設の目玉でもある蒸気機関車(SL)に関する評価を中心に多くの支持を集めた。

 ランキングは昨年6月から今年5月の1年間、道の駅に投稿された日本語の口コミの評価(5段階)、投稿数などを基にし、独自の計算法で集計を行ったもの。D51ステーションは、ユーザーから「SLが展示されていて、大人から子どもまで楽しめる」「かつての鉄道の街として発展した町の歴史に触れることができる」といった鉄道資料館に関する声のほか、「パンをたくさん売っていてどれもおいしそう」「トイレもきれいで、売店の商品も豊富」といった意見が寄せられた。

 道の駅ランキングは今回で6回目。全国1100カ所を超える道の駅の中で1位になったのは、沖縄県名護市の「許田やんばる物産センター」だった。道内ではD51ステーションのほか、「なないろ・ななえ」(渡島管内七飯町)が4位、「ニセコビュープラザ」(後志管内ニセコ町)が7位、「流氷街道網走」(網走市)が10位、「うとろシリエトク」(オホーツク管内斜里町)が12位、「サーモンパーク千歳」が16位と10施設が30位以内に入っている。

 ランクインを受け、運営する一般社団法人あびら観光協会の事務局は「皆さまに足を運んでもらい、評価していただいた結果。非常にありがたいこと」と感謝を述べ、「この結果に甘んじることなく、これからも楽しめる道の駅として皆さまを迎えられるように努力していきたい」と話している。

 D51ステーションは、一昨年9月に発生した胆振東部地震の復興シンボルとして昨年4月19日にオープン。空港からのアクセスが良く札幌圏に近いこと、さらにはSL、特急用ディーゼル気動車「キハ183系」を保管する施設として注目され、今年7月に開業約1年2カ月で来場者100万人に到達した。

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