任期満了に伴う登別市長選は16日、告示される。投開票は23日。4選を目指す現職小笠原春一氏(53)=無所属=以外に出馬の動きがなく、3期連続の無投票当選となる公算が濃厚だ。
小笠原氏は登別市出身、東京農業大卒。会社役員を経て2008年、地元経済界の支援を受けて市長選に出馬し、新人同士の一騎打ちを制して初当選。12、16年の選挙は対抗馬が出ず、無投票で当選した。
今回は6月の市議会定例会で4選出馬を表明。告示を前に今月11日、人口減少の進展を見据えたコンパクトシティー構想の実現や行財政改革の推進など25施策の公約を発表した。これまでのところ小笠原氏以外に立候補の動きはなく、無投票となる可能性が高い。
小笠原氏は告示の16日午前、市選挙管理委員会へ立候補の届け出を済ませた後、市中央町のらいば公園で第一声を放つ。
市選管によると、選挙人名簿の選挙時登録者数(15日現在)は4万952人(男性1万9362人、女性2万1590人)。

















