任期満了に伴う登別市長選は16日に告示され、現職の小笠原春一氏(53)=無所属=以外に立候補の届け出はなく、無投票で4期目の当選が決まった。【関連5面】
4選を果たした小笠原氏は同日午後5時すぎ、新型コロナウイルス対策のマスク着用で市内のらいば公園に集まった支援者や胆振管内の自治体首長らと、握手代わりに拳を合わせる「グータッチ」で当選の喜びを分かち合った。
来賓を代表して青山剛室蘭市長が「胆振管内の元気印として引き続き市政運営に励んでほしい」、胆振町村会長の宮坂尚市朗厚真町長は「これからの4年間、新しい登別を切り開いて」とそれぞれエールを送った。
小笠原氏は「災害に強いまちづくりに向けた消防新庁舎の建設など市民の協力の下で、公約の5政策25施策84事業を着実に進めたい」と決意を述べた後、支援者と共に万歳を三唱した。
小笠原氏は登別市出身、東京農業大卒。会社役員を経て2008年、地元経済界の支援を受けて市長選に出馬し初当選。12、16年の選挙は対抗馬が出ず、今回で3期連続の無投票となった。当選証書は24日に付与される。

















