浦河町上杵臼の国道236号天馬街道沿いの翠明橋公園内で、長く停止していた湧水の提供が再開されている。待ちわびていた人は多く、「またおいしい水が飲める」と喜んでいる。
公園の湧水は、日高山脈を長年かけて浸透した軟水の地下水。天馬街道の野塚トンネル内の水槽から引いている。トンネル内の補修工事による水質の影響を考慮し、2017年6月から今年7月末まで給水を停止していた。
給水の再開後、大きなペットボトル数十本を車に積み、公園給水場に水をくみに来た同町の男性は「3年ぶりに再開すると知って来た。ここの水は以前から使っていて、コーヒーやお茶をいれてもおいしい。飲んだ後の口当たりが良い」と喜んでいた。
同公園の水は、同街道を利用する大型トラックのドライバーや帯広方面の人にも知られており、多くの人が訪れている。今年の公園利用は11月1日まで。冬期間は閉鎖される。

















