北海道防衛局は17日、在日米軍再編に伴う訓練移転の一環で米軍と航空自衛隊の日米共同訓練を24~28日、空自千歳基地(千歳市)で行うと発表した。米軍からは嘉手納(沖縄県)、三沢(青森県)の両基地所属のF15、F16戦闘機各6機程度参加。2018年4月の前回訓練と同規模の「タイプ2」となる。同日夕、苫小牧市は地元自治体として記者会見を開き、道防衛局を通じて訓練の安全管理の徹底や新型コロナウイルスに関する速やかな情報提供などを求めたことなどを説明した。
訓練概要は同日、札幌市内で開かれた道と苫小牧、千歳両市が出席する訓練移転の連絡協議会で道防衛局が報告した。空自からはF15戦闘機8機などが参加し北海道西方と三沢東方の空域で模擬戦闘訓練を行うが、実弾は使わないという。
道と千歳、苫小牧両市で要請した新型コロナ対策に関しては、米軍の参加者約200人全員にPCR検査を実施。陰性を確認する他、マスク着用や小まめな消毒なども求めるとした。
記者会見で、訓練中に感染者が出た場合の対応について、苫小牧市の福原功副市長は「米軍の医療機関、地元保健所間で感染者の行動履歴追跡など必要な情報共有をし感染拡大防止のため、緊密に連携することを確認しているという(道防衛局の)回答を得た」と言う。
岩倉博文市長は「(感染者が急増中の)沖縄県の嘉手納基地から参加する日米共同訓練はいかがなものか―と思われても当然」との認識を示しつつ、「市としては市民の安心、安全を第一に考え、コロナの感染状況を注視しながら、訓練終了まで緊張感を持って対応する」と理解を求めた。
千歳基地では18年4月以来、10回目の共同訓練となる。市は期間中、臨時の測定局も構えて騒音測定を行う他、訓練関連の情報をホームページで随時、公表する。
















