トランスクールとオーティス、独自のオンライン授業開発

トランスクールとオーティス、独自のオンライン授業開発
「子どもの理解度などを把握することが可能になる」などと語るトランスクールの後藤社長

 苫小牧市内で学習塾を展開するトランスクール(苫小牧、後藤哲人社長)とICT(情報通信技術)・広告業のオーティス(同、大宮久司社長)が、独自のオンライン授業サービスを共同開発している。希望する塾講師の指導を受けられるほか、講師側が子どもたちの理解度を個々に把握できるシステムも取り入れる。学力の地域格差解消や効率的な学習が期待できるもので、12月以降の運用開始を目指している。

 オンライン授業はインターネットを使って遠隔で学習指導が受けられる仕組み。一般的には塾などが開く授業や講義を閲覧しながら学習するが、両社が開発しているサービスは子どもたちが希望する講師を選択することが可能という。

 また、問題を回答する際にタブレット端末に書く計算式などが講師側のモニターにも表示されるシステムも開発。一人一人の理解力を把握しやすくするほか、それぞれ同じ画面に書き込めるようにすることで、円滑な直接指導を可能にする。

 両社は昨年11月から同サービスの開発に着手。着実に実用化へ近づけており、近く共同出資して運営会社「Evo(エボ)」を設立し、全国エリアで事業展開する予定だ。指導に当たる講師は大学生を含め、全国各地から8月13日現在45人が登録済みで、将来的には200~300人規模にする計画。

 12月以降の運用開始を目指しており、当初は中学3年を対象に高校受験向け講座からスタート。来年3月以降には小学5年~中学3年の算数・数学、理科、社会、英語の4教科に対応させる方針としている。

 トランスクールの後藤社長(47)は「子どもの生活は多様化しており、そうした環境にも対応できる。また、新型コロナウイルスで臨時休校した場合もその影響は従来に比べ少なくなる」と有用性を挙げている。

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