胆振東部地震発生から来月6日で丸2年を迎えるのを前に、道などは20日、大きな被害を受けた厚真町の災害公営住宅やむかわ町の鵡川高校野球部生徒寮の建設現場などを報道陣に公開した。災害公営住宅については、仮設住宅の入居期限となっている10月末までに利用できる見通しだ。
厚真町内で公開されたのは、木造平屋建ての2LDK4棟16戸と、木造2階建て3LDK1棟4戸の災害公営住宅を建設中の新町地区の工事現場。7月末までに復旧工事が完了した富里浄水場の現況や治山工事の進捗(しんちょく)状況なども説明された。
同町建設課によると、災害公営住宅は「通常の公営住宅よりも少し広い造り」となっており、小広場やベンチも備える。10月下旬に完成予定で、その後1週間ほどで入居可能となる。
災害公営住宅の入居対象は一昨年の震災で住まいが全壊し、仮設住宅で生活をしている町民。新町のほか、本郷や上厚真で計32戸を整備しており、現時点で3地区合わせて25世帯が入居を決めている。
同課の担当者は「作業は工期通り順調に進んでいる」と言う。
むかわ町文京で再建する鵡川高野球部の生徒寮「三氣塾(さんきじゅく)」は鉄骨造り2階建て、延べ床面積約990平方メートル。1部屋に2人まで入居可能な生徒用の居室27部屋や舎監室2部屋、食堂、マネジャー室などで構成する。
地域住民との交流の場やスポーツ合宿などとして利用できる多目的・研修室、屋外の多目的広場も整備する。
竹中喜之町長は「地域との交流活発化にも期待している」と話した。完成は12月末を予定している。



















