後志管内寿都町が原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分地選定への応募を検討していることを受け、道内の9漁業協同組合は21日、片岡春雄町長に即時撤回を求める抗議文を提出した。20日には隣接3町村長が慎重な判断を要請する意向を表明しており、鈴木直道知事は片岡町長と直接会って、再考を促す見通しだ。
抗議文は、寿都町を含む後志地方や石狩地方の計9漁協で構成する「小樽地区漁業協同組合長会」の代表者が直接手渡した。2011年の東京電力福島第1原発事故後に道内漁業が受けた風評被害を踏まえ、各組合長は連名で「到底受け入れることはできない」と反対姿勢を鮮明にしている。
一方、鈴木知事は21日の定例記者会見で、寿都町長と会談する意向を表明。寿都町に隣接する蘭越町、黒松内町、島牧村の3町村長は前日に知事と会い、近隣自治体の意見を尊重したり、応募判断に時間をかけたりする要望を申し入れる方針で一致している。
















