苫小牧出身のフォービズム(野獣派)画家・故二階堂昊(ひろし)の回顧展「野獣派―色彩と形態の即興の世界」が苫小牧市民活動センターで開かれている。花や水差しをモチーフにした静物画や祭りの風景、人物画など色彩豊かで情熱的な印象の作品84点が並ぶ。29日まで。
市内や近郊の美術関係者らでつくる同展実行委員会(菊地章子代表)の主催。関係者らが保管してきた作品を多くの人に見てもらおうと、没後初めて企画した。
テーブルの上のポットや水差し、グラスを独特のタッチで描いた油彩画、祭り会場で踊る人物のしなやかさを表現した水彩画、船が並ぶ港やパリの街並みを描いた風景画などを展示。会場の一角には即売コーナーを設け、人物の表情やポーズを書き留めたスケッチを並べた。気に入って購入した作品はすぐに持ち帰ることができ、売り上げの一部は地域福祉に役立てる。
実行委の菊地代表は「こうして作品を展示してじっくり見ていると、二階堂さんの絵の素晴らしさに改めて感動させられる。ぜひ多くの人に見てもらいたい」と話している。
入場無料。午前10時~午後6時(最終日は午後4時まで)。
















